総合的な探究の時間

青森県立五所川原工科高等学校「総合的な探究の時間」について



【目的】
 ○学校と地域が連携して探究型学習をサポートする体制を整え、各業界の講師による講義を通して、地域社会の現状と課題、将来ビジョンを共有するとともに、講義を踏まえて自ら探究分野の課題を設定し、各教科・科目で身に付けた知識・技能を活用した課題解決に協働して取り組む。
 ○探究型学習を通して、グローバルな視点に立った新たな価値を創造できる感性、好奇心・探究心と課題解決に必要な思考力・判断力・表現力を養う。


【実施計画】
 〇1年次 普通科・工業科 共通 (総合的な探究の時間1単位)
 ・探究分野に関連する社会的課題について、各業界から招聘する講師を交えて広く学び、課題発見と探究活動の基礎作りをする。
 ※地域の様々な分野の現状と課題、地域ビジョンをイメージする。
 ※招聘講師5~8名、各教科・学科の教員8~10名
 〇普通科(2年次:総合的な探究の時間2単位)
 工業科(3年次:課題研究3単位)
 ・自らが設定する探究課題の解決に向けて、教科横断的な探究活動を通して探究型学習のサイクルを実現し、主体的な学びへと発展させる。
 ※探究型学習のサイクルは各教科の主体的な学びへ展開していく。
 〇探究成果の発表
 ・各学科での成果報告会や校内課題探究発表会で全体発表する。
 ・校外で開催される各種アイデアコンテストへの応募出展を検討する。

【想定される主な探究分野】
 「地域産業・経済」・「環境・資源」・「人口・ジェンダー」・「医療・健康福祉」・「文化・芸術」・「国際理解」 

【五所川原工科高校の主体的な学びのサイクル】



【実施スケジュール】


【1学年の活動】
 ○1年生では、地域の各分野の外部講師による講義等をもとに、探究活動の基礎を学びます。五所川原市長、五所川原商工会議所、NPOや会社、大学などから講師の先生に学校に来ていただいて講義を行います。
 その講義から、それにまつわる課題をみつけ、グループで共有し、協議して発表するなど、探究の基礎を学びます。
 ○また、1年生ではディベートを通して、様々なスキルを身に付けていきたいと考えています。聴く力、理解する力、論理的思考力、分析する力、まとめる力、表現する力など身に付けていきたいと考えています。


【2学年の活動】
 ○2年生での活動は普通科のみになります。
 ○2年生では、1年生で学んだことを活かし、自ら課題を設定し、グループで研究活動を行い、研究内容を発表するなど、思考力、判断力、表現力など様々なスキルを身に付けます。その中で、特に興味を持った分野について,さらに深く学びたいことや、研究したいことが見つかったり、就きたい仕事が明確になったりすれば、大学等の上級学校など、自分の進むべき進学先がはっきりしてきます。




【本校「総合的な探究の時間」の活動について】

令和4年度1学年の取組について


令和4年度2学年の取組について


令和5年度2学年の取組について